「新星」って何?

空から、です。

桜の季節が終わって、今はハナミズキの花が満開です🌷

 

次は紫陽花の季節かなぁ・・あじさい?

それならとっくに作っちゃいましたよ~(;・∀・)あはは、季節を先取り!

折り紙を2㎝四方に切って花を作ってと・・ちまちま作りました。

傘も添えてみたりして・・おまえは病気か!って感じですね(^^;)?

 

さて、前回書いた、

『今年9月までに「新星」が現れる見通し!80年ごとに現れているそう・・』

について、

 

今回は「新星」って何?について書きたいと思います。

 

wiki「新星」によると、

恒星(白色矮星)の表面に一時的に強い爆発が起こり、それまでの光度の数百倍から数百万倍も増光する現象

とあります。

 

まずは「白色矮星(はくしょくわいせい)」について書きたいと思います。

 

星は生まれた時の「質量」で、将来がほぼ決まってしまうんだそうです。

(ん~人間はどうなんでしょうね・・( ˙ω˙ ).。o?といつも考えてしまいます)

 

私たちの太陽は遠い未来、膨張して赤色巨星になって地球軌道を飲み込み、その後周りにガスをまき散らしながらしぼんで、白色矮星になる予定です。

 

太陽が地球軌道を飲み込むと地球はどうなるの?についてはもうちょっと勉強してから書きますね(;・∀・)?

 

太陽と同じくらいの質量の恒星は「超新星爆発」は起こりません。

超新星爆発」を起こすのは、太陽の8倍以上の質量がある星と言われています。

 

重くて大きな星は、いずれ膨張して赤色巨星になって、超新星爆発を起こし「中性子星」か「ブラックホール」になると言われています。

 

オリオン座のベテルギウスが有名ですね?

ベテルギウス星は、今、赤色超巨星の状態で

「そろそろ爆発が見れるかも(⁎˃ᴗ˂⁎)?ワクワク♪」と楽しみにしていたんですが、

 

ーーー10万年以内には間違いなく爆発する!

だそうで(^^;)宇宙時間の「そろそろ」は人間にとっては長すぎるようです。

 

話をもどして・・

白色矮星は太陽と同じ質量なのに、大きさは地球と同じぐらいという高密度の星です。

 

私たちの太陽には連星が見当たりませんが・・

(もしかしたら遠い昔に弾き飛ばされて、見つかってないだけで、すごく遠い軌道に連星があるのかもしれないという説もあります)

夜空の星々・・恒星のほとんどは連星になっているそうです。

 

前にも言いましたが、スターウォーズに登場するルークの故郷星には、太陽が二つありましたよね(*^^)v

 

晩年の連星などは、片方が白色矮星でもう一方は赤色巨星、などというケースがあるそうで、今回の「新星」もこのケースなんです。

 

かんむり座の方向、約3000光年離れた場所にある「かんむり座T星」という連星で、今は10等級で肉眼では見ることができないマイナーな星です。

 

この連星の直径は

赤色巨星:太陽の75倍

白色矮星:太陽の109分の1、地球と同じくらい

 

なのに対して質量は・・

赤色巨星:太陽の1.12倍

白色矮星:太陽の1.37倍

 

小さい白色矮星の方が連星の赤色巨星より重いんですね?

白色矮星の方が重力も強いため
 ↓
赤色巨星から物質(主に水素)が白色矮星に流れ込む
 ↓
非常に重力の強い白色矮星に水素が溜まる
 ↓ ←強烈な圧力がかかる
白色矮星の表面で核融合反応が起こる
 ↓
爆発して強いエネルギーを放出する=「新星爆発」

 

「新星」とは地球から見ると、まるで新しい星が出来たかのように見える、爆発現象のことをいうんです。

 

かんむり座T星では、この爆発が約80年ごとに起きているんだそう・・


赤色巨星付近で爆発する、白色矮星のイメージ映像 NASA's Goddard Space Flight Center

 

だいたい2等星くらいの明るさに見えるそうなので、北極星くらいの明るさになり、1週間は肉眼で見ることができるようですよ(^^)v

 

10等星が2等星になる「8等級の変化」はなんと!元の1500倍明るくなることを意味するんだそうです。

 

ところで「かんむり座」ってどこにあるの?

夏の星座のようです。

今年7月の星座を載せますが、真ん中付近にかんむり座があります。

7月に爆発してくれると、真上に見ることができますね?


国立天文台より

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

もうすぐGWですね?みなさん、楽しんでくださいね~(@^^)/~~~

/りお