マグネターとパルサーって何?(追記あり)

Rioでじゃねーど、です。

みなさん、こんにちは。

夜空を見上げて「あ!〇〇座だ」とわかる星座は何ですか?

冬の星座ですが「オリオン座」はその代表的なものだと思います。

星があまり見えない地域でも比較的見つけやすいですよね?

中央の3つ星を囲むように4つの星で長方形を作っています。

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オリオン座 まさきりお作

左上の赤い星は「ベテルギウス」です。いつか超新星爆発を起こし「中性子星」になると言われています。

今回はこの「中性子星」について書いていきたいと思います。

 

最近のナゾロジーさんの記事に ↓

2つの星の性質をもつ奇妙な中性子星を発見! 恒星進化のミッシングリンクか | ナゾロジー

マグネターとパルサーの両方の特徴をもつ中性子星を発見」という記事がありました。

 

マグネター?パルサー?

 

よく聞くけれど、それって何?・・ということで調べてみようと思います。

てっとり早く覚えるにはやはりYou Tubeですねd(゚∀゚*)

10分40秒もあります。さて勉強開始です。

www.youtube.com

トップランキングScienceさんより  

 

はー面白かった。他のサイトも参考にしながらまとめたいと思います。

まず始めに、中性子星とは?

超新星爆発の後、素粒子(陽子、中性子、電子)のうちの一つ中性子がぎっしりつまっている核だけになった圧縮された星で、

太陽と同じくらいの質量なのに、直径はたった10~20kmというとても密度の高い異常な星と言われています。

スプーン1杯分が、クフ王のピラミッド900個分!だそうです。

 

中性子星は超高速で回転しています。それはなぜか?大きいと回転が遅いものも小さくなると早くなるからだそうです。

動画では回転イスに座った人が、手を横に広げて回転を始めます。その後、手を縮めると回転スピードが早くなりました。(運動量保存の法則だって^^;)

1秒間に数百回転する中性子星もあるとのことでした。

 

マグネターとは?

中性子星の新たに生まれた磁場が数倍に成長し、さらに熱と回転によるエネルギーが磁気エネルギーに変わることがあります。

マグネターの磁場の強さは太陽の磁場の1千兆倍と言われています。

中性子星のうち10個に1個がマグネターになると言われており、「2011年9月現在11個の軟ガンマ線リピーターと12個の異常X線パルサーが知られており、確認を要する候補天体がさらに7つ存在する(wiki)」とのことです。

 

磁石の強さは、冷蔵庫にはるマグネットが0.01テスラの磁場を持っていて、医療検査のMRIは7テスラなのに対して、マグネターは10の11乗テスラだそうです。←わかりにくいですね(^^;)

通常の中性子星は10の8乗テスラと。

寿命は100万年と短いと言われています。

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マグネター NASA作成のパブリック・ドメイン画像

 

次にパルサーですが・・

wikiに「パルス状の可視光線、電波、X線を発生する天体の総称」と書いていますが、これは動画と画像を見た方がイメージしやすいです。

まずはGif動画です。

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パルサーが自転により周期的に発光する原理(Ogg Theora 動画ファイルをGif動画に変更)クリエイティブ・コモンズ動画 作者:Jm smits

 

上の動画を絵にすると

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中性子星(パルサー)が、パルスを出す仕組み まさきりお作

 

こんな風に地球に届く電波は規則的で、宇宙の灯台と言われています。

「間隔は数ミリ秒から数秒が多いが、まれに5秒を超えるパルスを発するパルサーも存在する」

超新星爆発後に残った中性子星がパルサーの正体であると考えられており、現在は約1600個確認されている」(wiki

そうです。

 

次回に続きます 追記として書きます。自分の言葉でまとめることが出来ないため引用になります。

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マグネター「SGR 1806-20」

2004年に天の川銀河内の50000光年離れたところにあるマグネター中性子星)が、大爆発を起こして、地球にそのエネルギーが届いたということについてです。

(以下wikiより引用)

「史上一番初めに発見されたマグネター(1979年にガンマ線を出す天体として発見、1986年に軟ガンマ線リピーターと、1993年に中性子星だと判明、1998年パルサーだとわかると同時に、とりわけ強い磁場を持つことがわかり、マグネターであることが判明した)」

「地球から見て銀河系の中心部をはさんで反対側、いて座の方向に約5万光年離れた位置にある」

「磁場の強さは通常のパルサーの100万倍以上」

「2004年12月27日にはこの天体の大爆発に伴って放出された大量のガンマ線が地球まで達した。ガンマ線のエネルギーは150〜200 KeVだった。ガンマ線は地球大気上層部の電離層に衝突し、多くのイオン化された粒子を発生させた。この爆発現象は「星震」と呼ばれ、総エネルギーは、マグニチュード23.1 (3.0×1039J) に達すると推定されている。これは、銀河系内で起こったものとしては、1604年の超新星爆発SN 1604以来の高エネルギー現象であると考えられている。この現象はSGR 1806-20の表面が一部、あるいは全球面破壊された際に発生したと推定されている。爆発に伴うフレアは6分20秒と長く、最初の0.2秒間で太陽が25万年かけて放出するエネルギーと等しいエネルギーを放出したと推定され、その明るさは太陽の40兆倍、絶対等級-29.2等級に達したと推定されている」

「もしこの星震が3光年以内の距離で発生していれば、地球のオゾン層は完全に破壊され、地球のどこでも7.5km先での12キロトン(50兆J)の核爆発 (広島型原爆とほぼ同程度) が起きたのと同じ影響がでると予想されている。知られている限りで最も地球に近いマグネターは、りゅうこつ座の方向にある1E 1048.1-5937の9000光年である」

また動画の中で・・

「パルサーとマグネター中性子星の中でも別の天体だと思われていた。ところが2つの特性を持つ天体が発見されたことにより、マグネターに特有である非常に強力である爆発を起こしたパルサーがわし座の一角で見つかった。研究者たちはマグネターがパルサーの進化段階の1つではないかと考えるようになった」

とありました。

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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

/りお

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参考サイト:

中性子星│宇宙ワクワク大図鑑│宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」

wikiマグネター」「SGR 1806-20」「パルサー」「中性子星