暑い夏にヒヤッとしたこと

Rioでじゃねーど、です。

毎日暑いですね~

私の住むところでは現在の温度が37度になっているようです。2時を過ぎるとエアコンが効かなくなります。買い換えないと~@@;

 

ということで、宇宙ネタはお休みして・・今日はちょっと昔話をします。

 

ロングロングアゴー、私が看護学生だった時の話です。

看護学校は3年間で卒業します。

3年生は夏休みといえど忙しいです。

 

休み明けには、病院の医師や婦長さんの前で行う症例発表があり、そのレポートをまとめたり・・

学校の勉強以外に国家試験の勉強もあったわけですが、帰省した私は2週間だけ喫茶店のアルバイトをしました。

 

そこは実家の駅前に出来たばかりの喫茶店でした。

立ち上げからだったので、業者の方にコーヒーの入れ方や軽食の料理方法などを習いました。

 

ピラフもスパゲッティもレトルトでしたが、私はそれまで家の料理の手伝いもろくにしたことがない、完全な、ど素人でした。

一応、ウエイトレスや旅館の仲居さん、キャディさん、あとは事務などのバイトを経験してはいました。

朝7時から昼3時までの仕事で、午前中は私1人だけ。

素人の料理を人様に出すことになったのです(;・∀・)お昼前から店長の奥さんが来てくれるとはいえ、今考えるとなんて無謀な・・

 

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Y-ssooによるPixabayからの画像

 

私は、普段の生活はO型丸出しの超のつくずぼらな性格ですが、仕事となるとスイッチが入って「A型だと思ってた」とみんなに言われるほど几帳面になります。

 

その喫茶店でも足りないものはないか?朝から何度かチェックして補充し、私が帰る前には、言われてもいないのに、その日の朝からの売り上げ金額の合計を申し送りしていました。

これまた言われてもいないのに、他の掃除はもちろん、カウンター席のお客様の足が当たる部分は汚れやすいと、カウンター下の壁をマメに磨いたりもしました。

 

完璧!と思っていました。

 

アルバイト2日目くらいで、少し慣れてきたころです。

夏だというのにエアコンは開店から壊れたままでした。

友達が私の様子を見に来てくれていて、カウンターに座っていました。

お客様がやってきて、テーブル席に座りました。

「アイスコーヒー」と注文が入ります。

 

アイスコーヒーは言われた通りに作って冷やしていたけど、注文はこれが初めてでした。

さあ持って行こうと思い・・

あれ?

( ゚д゚)ハッ!

ああああ!

シロップがない!どーしよ~@@;?

 

と気が付いた私は、動揺しまくりました。

料理も出来る家庭科5の友達に「どうしたらいい?」とヘルプを求めました。

 

友達は言いました。

友「さ、砂糖だよ!砂糖!」

私「え?佐藤って誰?」

友「食べる砂糖!砂糖をお湯で溶かすの!」

私「えー?うそ!それでシロップになるの?」

 

水を沸騰させる?どれくらい砂糖入れるの?え?もっと?これでいいかな?味見しろ?・・などなど(;・∀・)すったもんだしながら熱々のシロップが出来上がりました。

(一応、ひそひそ声でやりとりしていたつもりですがお客様は1人でした)

 

エアコンの壊れた、涼めない喫茶店でキンキンに冷えたアイスコーヒーに熱々のシロップを添えてお客様に出したのでした。

シロップのようなものは、ミルク用のステンレス?の容器に入れました。

 

お客様が帰った後、居酒屋を経営していた店長に即電話を入れて、その顛末を話してシロップを調達してもらいましたが・・

暑い夏のアルバイトで冷や汗をかいたお話でした

後日談、私が嵐のような2学期に突入していた頃、「またうちで働いてくれないか?」とお誘いがあったと母から聞きました。

それも良かったかも~(・∀・)

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

/りお